☆当記事の重要ポイント!!
- 『長時間勉強をする=成績が上がる』ではない。
- 最も効率の良い勉強方法は『読んで覚える』。
- ただし、脳への『印象付け』のため、重要部分にはインパクトを与えること。
- 『反復』が大切。何度も繰り返し読んで覚えること。
こんにちは。ねこ太です(*^^*)
今回お話しするテーマはこちら!
『成績と勉強時間は比例しません!短時間で成績を上げる効率の良い勉強方法とは!?』
です。どうぞよろしくお願いします!(^^)!
成績をぐんと上げる効率の良い勉強方法とは!?
まず結論からお話しすると、成績を効率よく上げるための勉強方法は以下になります。
- 読んで覚える。
- ただし、重要ポイントにはインパクトを与えること。
- 反復が大事。何度も繰り返し読むこと。
そして当記事のキーワードは「集中」と「反復」と「印象付け」になります。
では、詳細について説明しますね(*^^*)
読んで覚える >>> 書いて覚える
「読む作業」はスピードが速い!
私がおすすめする勉強方法のメインは『読んで覚える』になります。
なぜなら理由はひとつ!
『書く作業に比べ、読む作業はスピードが速いから』
後ほどお話ししますが、人間というものは不完全な生き物で、一度覚えたものでもすぐに忘れてしまいます。
そしてその対策として、当記事では『反復』を提案しております。
何度も『読むこと』を繰り返すことで、忘れてしまいそうなものごとを脳に再び思い出させ、記憶に定着させることを狙うのです。
では、この方法において「学習のスピードが速いということ」は、あなたにどんなメリットをもたらすと思いますか?
そうです!(*^^*)
「短時間で何度も学習できる、つまり、反復作業がはかどる」ということに繋がるのですね!
それに「読む作業」も「書く作業」もものごとを覚えるという点に関しては、効率は変わりません。
理由は以下の通りになります。
「読む作業」も「書く作業」も使う感覚は同じ
人には五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)があります。
そして「これらの感覚を一度にたくさん使えば使うほど、人はものごとを記憶にとどめやすい」と言われております(参考:五感をフル活用して覚える記憶法)。
では、この考えに基づいて「書く作業」と「読む作業」のそれぞれで使われる感覚を考えてみるとどうなるでしょうか(´ー`)?
どちらの作業も「視覚のみ」使われているということがわかるはずです(声に出して「書く」「読む」ことで聴覚も使われます)。
つまり何を言いたいのかというと、「書く作業」も「読む作業」も『ものごとの覚えやすさ』の点でいえば“変わらない”ということができるのです。
「書く作業」では、それ自体がメインになってしまう
ですがそんなことを言うと、
「いいや!書く作業の方が「手を使う分」より多くの感覚を使うので、ものごとを覚えるのには適している!」
といった意見が出てくるかと思われますが、私はこちらの意見には同意できません(>_<)
なぜなら、『書く作業は、書く作業自体に夢中になってしまい、肝心の「覚える作業」に集中できないから』です。
- 字を間違えないように書かなければならない。
- 字を丁寧に書かなければならない。
- 書き上げたとき、紙に書いた文字全体のバランスが良くなるように書かなければならない。
無意識のうちにこのような雑念が「覚える作業」を邪魔してしまうのです。
また、先ほどお話しした通り、書く作業はスピードがとても遅いのです。
そして、人は意識を一つのことに少しの時間でも向けておくことがなかなかできません。
小さな物音や視界に入るものの細かな動きに気を取られ、一つのことに集中できないことが往々にしてあるものなのです。
- あなたは書くという時間のかかる作業中、「覚えること」に集中できておりますか?
- あなたは書いていることを忘れるぐらい「覚えること」に夢中になっておりますか?
勉強の効率を上げる要因その1は『集中力』です。
他のことに気が向いてしまう可能性の高い「書く作業」は極力行わないようにしましょう!(*^^*)
覚えるべき箇所にはインパクトを与えよう!
ただし、読んで覚えるといっても「ただ読むだけ」ではものごとを覚えることはなかなかできません。
なぜなら『脳は一度にすべてのことを覚えることが出来ないから』です。
勉強に限らず、あなたが覚えていることは何でも“部分的”なものなのです。
では「覚えていること」と「忘れてしまうこと」の違いとは何なのでしょう?
それは、そのものごとに「インパクトがあったか、なかったか」だと言えます(参考:長期記憶する方法とは)。
何かしらの強いインパクトがあったものしか脳は記憶しないのですね(´ー`)
(もしかしたら記憶にはあるが思い出せないだけなのかもしれませんが…)
重要箇所にインパクトを与える具体的な方法について
勉強の効率を上げる要因その2は『印象付け』になります。
なので、読んで覚える勉強の中にも、ぜひ「変化」を加えてあげてください(*^^*)
全てをただ読むのではなく、「重要箇所のみ声を出す」など、覚えなければならないことにはインパクトを持たせましょう!
私がおすすめする重要箇所へのインパクトの持たせ方は『下線を引きながら声に出す』です。
「下線を引く作業」と「声に出す作業」がところどころに現れることで、脳にその箇所を他の黙読箇所よりも特別ものであると印象付けることができるのです。
ただ黙読するよりも、たったこれだけの工夫でものごとを覚える効率は飛躍的に上がることでしょう(*^^*)
下線を引く作業は復習時にも役に立つ
また、重要部分に下線を引くことで得られる効果はそれだけではありません。
先ほど少しお話ししたとおり、勉強の効率を上げる重要ポイントとして『反復』があげられるのですが、反復作業中(復習時)に重要部分に引いた下線がとても役に立つのです(*^^*)
ここからは、『反復』の重要さと「重要部分に引いた下線」がどう活かされるのかお話ししたいと思います。
覚えられないことにはより強いインパクトを与えましょう!
重要箇所に下線を引いておくことで、その箇所を復習するとき「印象付けたにも関わらず覚えていないこと」を把握することができるのです。
なので、その部分については、再度しっかりと覚えるようにトライする必要があるのですが、でもそもそも「印象付けたのに覚えていないこと」とは、どういうことなのでしょうか…(>_<)?
答えをお話しすると、その部分については、脳が「記憶するに値しない程の、インパクトのないものごとである判断したことである」ということができるのです。
なのでその対策は簡単!
「覚えたいのに覚えられないものごと」に関しては、復習時にもっと強力なインパクトを与えてあげましょう(*^^*)
参考までに私の勉強方法をお話しすると以下の通りです。
この方法で学習することにより、大体のことはすぐに覚えることができます。
4回目の復習時まで覚えられないことはほとんどありません(*^^*)!
ぜひお試しあれ!
反復作業』がとても大事!
さて、最後に『反復』の重要性について説明させてください(*^^*)
脳は頼りにならない(>_<)
「脳はものごとを一度で完璧に覚えることができません。」
それについては『印象付け』の重要さを説明した際にお話しした通りです。
以下の表を見てください。
こちらの表はドイツの心理学者エビングハウスさんが提唱した『忘却曲線』になります(この曲線では、タテ軸で「学習終了時にものごとを覚えている割合」、ヨコ軸で「経過時間」を表しております)。
見ていただければわかる通り、脳の忘れるスピードはとても速く、なんとたったの1時間で56%のものごとを忘れてしまうのです。
そして、1日後には70%のものごとを、2日後には80%ものものごとを忘れてしまうのです(^^;)
何度も何度も繰り返し、脳への定着を図る
では、こんなにも頼りない脳にものごとを覚えさせるには、いったいどうすればよいのでしょうか(>_<)?
もうお分かりですよね(*^^*) その方法が『反復』になります。
表の中の赤の点線で示される通り、人は復習を何度も繰り返すことでものごとを脳に定着させることができるのです。
上記の表を見てもらえば分かる通り、復習するたび忘れるスピードが落ちていっているのが確認できると思います(*^^*)
まとめ
「学校の成績を上げたい」「資格を取得したい」のならば、勉強時間にこだわるのではなく、勉強方法にこだわりましょう!
「長時間勉強する」=「成績が上がる」というのは誤りですので注意してください (>_<)
では、効率の良い勉強方法とはどういうもなのでしょうか?
それはずばり『読んで覚える』勉強方法であるということができます。
読んで覚えることにより、あなたの集中力が“覚えること”のみに向かいます(*^^*)
そして、読むことは書くことに比べスピードが速いため、反復作業がはかどります。
さらに、ここでもう一工夫!
より勉強の効率を上げるために、重要箇所にはインパクトを与えましょう(*^^*)
私は成績の良し悪しに地頭の良さはあまり関係がないと思っております。
成績は『勉強時間 × 効率』で決まるものであるため、誰でも良い成績をおさめることができるのです(*^^*)
今回お話しした勉強に関する記事があなたの役に立つと幸いです。
明日からの勉強も頑張ってくださいね(*^^*)!!
応援してます🐈