こんにちは。ねこ太です。
今現在、上司からのパワハラに悩んでるあなたに、昔パワハラを受けていた私から一言助言させてください。
『今すぐそのパワハラ上司から逃げましょう!』
私はパワハラに対する最善策こそ“逃げ”だと思っております。
今回はその理由とパワハラから逃げることでどうなるかについてお話ししたいと思います。
パワハラへの対策は「失望感を伝える」こと!?
先日、日本テレビの『世界一受けたい授業』という番組で、パワハラ上司への対策として、『パワハラ上司には失望感を伝えること』といった内容が紹介されておりました。
こちらについてどういうことか具体的に説明すると、パワハラを受けた際、例えば「〇〇さんのことは仕事の面でとても尊敬していたのに、ここまで必要以上に叱るなんて…、少し残念です…。」といったふうに、上司にあなたの失望感・残念感を伝えることが、パワハラ上司を諫める最も効果的な手段だというものなのです。
なんでも、上司に失望感を伝えることで、上司に「少し言い過ぎたかな…」と行動を反省させることができるのだそうです。
パワハラ上司は自分を客観視できないからパワハラしている
失望感を伝えたところで何も変わらない!
ですが、上司に失望感を伝えれば本当にパワハラは収まると思いますか?
きっとパワハラを受けているあなたはこう思うはず。
- 上司に失望感なんて伝えたら何を言われるかわからない。
- 失望感を伝えたところで反省してくれるはずがない。
と。
パワハラ上司はパワハラしていることに気付いていない!
私は新卒で入社してから運悪く連続3回、パワハラ上司の元に配属されました。
3人ともほんの些細なことに対しても怒鳴る、怒り型のパワハラ上司です。
そして、そんな3人にはある驚くべき共通点がありました。
それは『自分がパワハラをしていることに気付いていない!』ということ。
もしかしたらあなたもこの不自然さを感じたことがあるかもしれませんが、パワハラをしている上司に限って、他人にはパワハラをしないように指導しているものなのです。
外からパワハラを注意されても「オレのしていることはパワハラではない!指導・教育だ!」。
そんな戯言を平然と言ってのけるのが彼らなのです。
つまり、彼らは『自分のことを客観視できていない』のです。
そんな彼らに失望感を伝えたところでどうにかなると思いますか?
無駄に反抗心だけ煽り、余計に怒られる可能性の方がずっと高い気がしますが…。
パワハラへに対する最善策は「逃げ」である
冒頭でもお話しした通り、私が思うパワハラへの最善策は、その上司から「逃げる」ことだと思っております。
なので、もう少しでその上司、もしくは、あなたが異動するのならば、それまでの間はその上司を徹底的に避け、コンタクトは取らないように努めましょう。
また、当分今の体勢が続くようならば、いっそのこと休職してしまってもよいのではないでしょうか?
加えて、あなたのいる会社全体でパワハラが横行しているようでしたら、思い切って転職するのもありだと考えます。
この提案を聞いて「そんなこと言っても休職・転職なんて軽々しくできないよ!」と思う方はたくさんいると思います。
それでも、なぜ私がこんな極端な提案をするのかと言うと、『パワハラに耐えることから得るメリットはデメリットに比べはるかに小さい』からです。
パワハラに計5年間耐え、挙げ句の果てに休職・転職した私が言えることは「もっと速くパワハラから逃げていればよかった」ということ。
パワハラで負った心の傷は思っている以上に深いものなのです…。
私はパワハラから逃れ、約5年経った今でも、社内で誰かから話しかけられる度に心臓の鼓動は激しくなります。
当時の記憶が蘇り、ひどい動悸・息苦しさに悩まされることもしょっちゅうです。
あなたにはこのような後遺症を負ってほしくないと切に願うばかりなのです。
休職・転職は想像以上に容易いものです
休職の仕方と復職後の職場の反応について
休職する旨はしっかりと伝えること!
家から出られなくなった私は、しばらく休ませてほしい旨をパワハラ上司の、そのまた上司に電話で伝えました。
その方は、とても頭の切れる、優しい方でしたが、電話の際は「怒られるのではないか…。」と震えたのを覚えております。
ですがその方は、怒ることなく静かに私の話を聞いてくれました。
「電話してくれてありがとう。会社のことは心配するな。それより今はゆっくり休みなさい。」
そう言ってもらい、涙が出ました。
なので、「もうダメだ…」と思ったら誰でも良いので、電話、もしくは、メールで休む旨はしっかりと伝えましょう。
“パワハラ上司が悪だ”ということをしっかりと周りに伝えるためにもあなたは常識人でありましょう!
まずは周りを味方につけてください!
復職後の職場の反応は?
復職後も同じです。
あくまで“悪いのはパワハラ上司である”ということを周りにわかってもらうため、あなたは常識人でありましょう。
例えば私は、復職の日、始業の45分前に会社に行き、出社している人、出社してくる人に片っ端から「謝罪とお礼」を述べました。
仕事には休職前よりも積極的に取り組み、挨拶、返事はしっかりとするよう努めました。
ですが案外、人は他人に無関心なのかもしれません(´ー`)
自分が思っている以上に復職後の生活は“普通に”過ぎていきました。
「確かに自分が休んだことで迷惑をいろんな方にかけてしまったけれど、案外なにもないんだな…」
そう思ったのを覚えております。
ちなみに、復職した時、パワハラ上司は異動でいなくなっておりました。
どうも日ごろからパワハラをよく思っていなかった人たちが、私が休職したのをきっかけに何かしてくれたそうなのです。
私はその時学びました。
部下がパワハラ上司にできる最強にして唯一の切り札こそ、「パワハラを理由に休職すること」だということを。
転職することへの不安に関して
話の流れの都合上、休職 ⇒ 転職とお話しさせてもらいたいのですが、実は私が体験した順番は、『転職からの休職』です。
つまり、『A社にてパワハラを受ける ⇒ 転職 ⇒ B社に転職後パワハラを受ける ⇒ 休職 ⇒ 復職(今に至る)』です。
なので、上記で述べた休職うんぬんはB社での出来事になります。
A社はそれはそれはとてつもないパワハラ地獄で、私を含めたくさんの同期が辞めていきました。
「この会社にいても自分を守ってくれる人はいない。このままでは自分が壊れてしまう。」
そう思った私は、たくさんの不安を抱えながらも転職したのでした。
ちなみに当時、転職するにあたって抱いていた不安は以下のものになります。
- パワハラを理由に辞めてしまったら、転職する理由としては印象は良くないので、次の職場は見つからないのでは!?
- 給料が大幅に下がってしまうのでは!?大手に入ることはもう無理だろうな…。
- 会社を辞める旨を伝えるのが怖い。
辞めることを伝えるのが怖い
ですが、上記の通り、身の危険を感じた私は、勇気を振り絞って上司に辞める意図を伝えました。
もちろん、辞めることを伝えるのは怖かったですが、どうせ社内で仕事をしていてもパワハラを受けるのです。
それならばいっそ、決心がついたら辞める意図をさっさと伝えるのが吉です。
その後は、呼び出しは食らうわ、怒られるわ、けちょんけちょんに人格否定されるわで、とても大変な思いをしましたが、辞める意図だけ伝えだんまりを決め込んでたら、案外さらっと辞めることはできました。
退職の日はとてつもなく清々しかったのを覚えております(*^^*)
〔参考〕退職代行サービス!?
ちなみに私は利用しておりませんが、最近は「退職代行サービス」というものもあるみたいですね。
「怖くて辞める意図をどうしても伝えることができない」「退職を自分に有利に進めたい」そんな方は、こういったサービスを使うのもありだと思います!
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パワハラに関して私が一貫して言いたいことはただ一つ、『あなたが壊れてしまう前に“逃げてください”!』ということだけ。
先ほどお話しした通り、パワハラで受けた傷は癒えることはありません。
重症化する前にどんな手をつかってでも“逃げるべき”なのです。
転職先が見つかるか不安
「一度レールを外れてしまったら復帰するのは不可能。」
会社を辞める前の私はそう思っておりました。
ですが、社会人で転職を経験したことのある人って案外多いものなのです(参考
2人に1人が転職経験あり 〜転職活動の実態調査 |転職ならdoda(デューダ))。
そして、「転職する=給料が下がる・中小にしか入れない」というわけでもなく、想像以上に道は多岐に開かれているのです。
転職で大企業にも入れるのが今の時代です。
転職をマイナスに捉えるのではなく、プラスに捉え、自分がより生き生きできる職場を探しましょう!
以下の転職系サイトの広告は参考ですが、調べてみると、このようにたくさんの転職サイトがあるのですね。
今や転職は当たり前の時代になってきているのかもしれません(´ー`)
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パワハラは退職理由になるか?
ちなみに私が転職の面接の際に意識したポイントは『自分に正直に』です!
なので、退職理由は「パワハラである」と素直に答えました。
もっとも退職理由として「パワハラ」がプラスとなるかマイナスとなるかはあなたの言い方次第だと思います。
例えば、「パワハラの横行した会社にいても会社の成長も自分の成長も見込めないと感じ、より自分の~という力を発揮できる職場を求め退職しました。」のように、あくまでポジティブさを表現することで“まともな会社”はそこを評価してくれます。
くれぐれも「パワハラを理由に辞めました」とだけ述べ、マイナスな印象を持たれないようには気を付けるべきです。
良い会社というものは“奴隷を探すために”面接を行いません。
純粋に“会社の戦力となる人を探すために”面接を行うのです。
面接官はいっしょに仕事をしたいと思える人を探しているのですから、ぜひ『素直な自分』を見せてあげてくださいね(*^^*)
まとめ
パワハラを現在受けている人は“周りが変わることを期待してはいけません”。
厳しいことを言うようですが、あなたの身はあなたで守るべきなのです。
そして、過去にパワハラを計5年間受けていた私が提案する最善策こそ、パワハラからの“逃げ”です。
「パワハラ上司を避ける・休職する・転職する」
どんな手段を使ってでも、その状況から逃げることを強くおすすめします。
なぜなら、パワハラで負った傷はいつまでも深く残り、決して癒えることはないからです。
ただ、「休職・転職」に抵抗を感じる方がほとんどかと思いますが、案外社会はそのことに寛容です。
休職・転職をマイナスなことと捉えるのではなく、『明るい未来への手段』としてプラスに捉えてみてください(*^^*)
今まで不幸だったあなたにこれ以上不幸が続くはずがありませんから。
“現状に耐え、その状況を納得してしまわないでください”
“明るい未来のために行動をすぐに起こしてください”
パワハラを受け、心に傷を負った私からのお願いです(>_<)!!