【マラソン練習法】ジョギング嫌いな私がジョギングの効果をまじまじと思い知ったお話
こんにちは。ねこ太です(*^^*)
「あなたはジョギング中なにを考えておりますか?」
ジョギングの主な役割は「脚づくり」「疲労抜き」になるかと思いますが、それ以外にもとっても大切な役割があるのを知っていますか(*^^*)?
今回はジョギングが大嫌いでスピード練習ばかりやってきた私が、「ジョギングの大切さを知ったきっかけ」と「ジョギングで得られる効果を何倍にもするコツ」についてお話ししたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!(^^)!
- 私はスピード練習に夢中!
- オーバーワーク気味…だけどタイムは大幅短縮!
- “ゆっくり走る”ことができなくなった…!?
- マラソン選手の走りはものすごく効率的
- ジョギングでフォームを洗練させる!
- ジョギングもハードな練習なのです!
- まとめ
- ※おまけ※ マラソンに関する記事の紹介
私はスピード練習に夢中!
さて、2019年1月に10kmマラソンに出場してからというもの、私は走るスピードを上げることに夢中になっています!(^^)!
もともと私は「ゆっくり走る」ということが苦手・嫌いでして、そんな時に10kmでベストタイムを出したものだから、俄然スピードを極めるのに夢中になったのでした。
- 「今のスピードより速い世界とはいったいどのようなものなのだろう…(´ー`)」
- 「もっと走りのキレを磨きたい!」
- 「憧れの大迫選手、川内選手、福士選手が体感するスピードの世界を少しでいいから感じてみたい(>_<)!」
そんな願望を抱えながら、それからというもの、毎日の練習はLT走とインターバル走がメインとなっております(*^^*)
<参考> LT走とは?
血液中の乳酸濃度や二酸化炭素量、換気量が急激に増加する手前の速度で走るトレーニングのこと。
(例)80%程度の力で20分以上の距離走
LT走を行うことにより「乳酸が溜まって脚が重くなる」状態が起きにくくなります。
<参考> インターバル走とは?
一定の距離や時間を「80%~全力」で走りきり、つなぎのジョギングを1セットとしたトレーニング方法。
(例)1km全力→つなぎのジョグ→1km全力→つなぎジョグ→…
インターバル走を行うことで心肺機能が強化されます。
オーバーワーク気味…だけどタイムは大幅短縮!
具体的な練習内容は、その日の走り出しの調子によって変えているので一概には言えないのですが、だいたい以下のようなかんじです。
1日目 LT走
2日目 インターバル走
3日目 10kmジョギング
1日目に戻る
なので、以下の本にて強調されている「ポイント練習は週2日程度におさえること」という点は全く守れておりません(^^;)
みやすのんき先生著の以下の本を読み、フォームを研究・改善してからというもの、ケガとは全く無縁の身体を手に入れたため、ついついポイント練習を多めに入れてしまうのです…(´ー`)
「そんなにポイント練習を入れても効果は半減してしまうよ!」という声もあるでしょうが、実際に私は、LT走・インターバル走の設定タイムが以下のとおり大幅に短縮されており、スピードが着実についていると大いに実感しております!(^^)!
<2019年1月時点>
LT走…1キロあたり4分7秒で5km走
インターバル走…1キロ3分43秒で5本
<2019年7月現在>
LT走…1キロあたり3分56秒で6km走
インターバル走…1キロ3分37秒で5本
次のマラソン大会がとても楽しみなのです!(^^)!
“ゆっくり走る”ことができなくなった…!?
そんな私ですが、つい最近スピード練習ばかりやってきたことによる「ある弊害」を感じたのでした(^^;)
その弊害とやらがこちら。
『ゆっくり走ることができない!!』
スピードが大切なマラソン競技において「ゆっくり走れなくても問題ないのでは?」と思うかもしれませんが、この弊害「けっこう深刻」なのかもしれないです…(._.)
「ゆっくり走ることができない」とはどういうこと!?
私が言う「ゆっくり走ることができない」とは、走るスピードに関して言っているわけではありません。
スピードを落として走ることはできるのだけれども、「どことなく走りに違和感を感じる」ことを言っているのです。
なんというか…(._.)
「スムーズに走ることができない」、「脚がくるくる回転しない」、「身体が重い」と言えばいいでしょうか?
スピード練習に夢中になる前には感じなかった不快感を自分の走りに感じるようになったのです…(^^;)
なぜ“ゆっくり走る”ことができないのか?
私が思うに、ゆっくり走ることのできない原因は、ずばり「フォームが乱れているから」なのではないかと思うのです(._.)
なぜ私がそう思うのか説明しますと「ゆっくり走ることができない」ということは「気持ちよく走れていない」ということができます。
そして「気持ちよく走れていない」ということは「スムーズに、何も抵抗なく、スーッと走ることができていない」ということができます。
つまり「スムーズに、何も抵抗なく、スーッと走ることができていない」ということは「フォームがどこかしら乱れている」ということができるのです。
『快適に速く走ることはできるのに、快適にゆっくりと走ることはできない』
そんな状態ありません(>_<)!
(そう考えると、私の走るスピードが上がった理由は、「走りの効率性が向上したから」ではなく「筋力が増加したから」なのかもしれませんね…(^^;))
マラソン選手の走りはものすごく効率的
少し脱線しますが、あなたは世界トップレベルのマラソン選手の“脚”を注意深く見たことはありますか?
私もみやすのんき先生の本を読んで初めて気が付いたのですが、世界トップレベルの選手の脚って“ものすごく細い”のです(>_<)
つまり、そこから言えることは「筋肉では走っていない」ということ。
「走りがとてつもなく効率的であるため」あんなに速く走ることができるのですね(*^^*)
走りに筋肉は不要です。走りの効率性、フォームの洗練が大切なのです\(^。^)/
ジョギングでフォームを洗練させる!
よくマラソンの本では、ジョギングの役割として以下の2つが紹介されています。
- 長い時間走るための脚づくり
- 疲労抜き
<参考> ジョギングで疲労が抜ける?
軽めのジョギングを行うことで、全身の血液循環が良くなります。
その結果、乳酸などの疲労物質を早く排泄し、筋肉などの損傷部位を修復してくれるです。
しかし私は、上記の考えから、もうひとつジョギングには大切な役割があることに気が付きました。
それがこちら!
『ジョギングとは走るフォームを洗練させるための“練習の場”である!』
例えば、私はジョギング中に、自分の走りで以下のおかしな点を見つけました。
- 足を着地させる際、足が地面を離れる際、靴で地面を擦る音が聞こえます。
- ピッチを細かく刻めません。無理にピッチを上げると腕が疲れます。
- 着地の際、身体が深く沈み込みます。
速く走るスピード練習中には気付かなかったこれらのことに、ジョギング中は気付くことができたのです(>_<)!
また、私はこれらのおかしな点を分析し、次の改善点を見つけました。
- 「足の離着陸時に無駄が生じている」
- 「地面からの反発を有効活用できていない」
- 「腰を起点として走ることができていない」
- 「まだ筋肉で走っている」
結果として、ゆっくり走るジョギングの中かから、走るスピードを上げるヒントを得ることができました!(^^)!
ジョギングもハードな練習なのです!
冒頭に戻ります!(^^)!
「あなたはジョギング中なにを考えていますか?」
脚づくりのため、疲労抜きのため、ただ走っているだけではジョギングしている時間がもったいないですよ!
ジョギング中はただ走るのでなく、走るフォームを洗練させるために、自分の身体の動きに意識を集中させ、課題を見つけることに努めましょう(*^^*)!
こんなことを言ってはなんですが、脚づくり・疲労抜きは何を考えていてもできます。
ですが、走るフォームの追及は、積極的に意識を身体のすみずみに向けなければできません。
実はジョギングもハードな練習なのです(>_<)!
私は、今までジョギング中は「ひまだな~」と思ってました(^^;)
そりゃそうですね…。何も考えていないのですから…(;'∀')
でも現在は、「スピードを上げるために」ジョギングを行い、そのジョギングの中でフォームを洗練させることに努めています(*^^*)
まとめ
ジョギングをする目的のひとつは「走るフォームを洗練させるため」になります。
ゆっくり走るジョギングの中でしか気づくことのできないフォームの欠点というものがあるはずなので、あなたはそれを見つけ、改善してください。
欠点を見つけるためのポイントは、「ジョギング中は常に意識を身体のすみずみにまで張り巡らせておく」ということ。
足の上げ下げ、腕の振り方、呼吸のタイミングなど、様々なところに意識を向けてみましょう!
そうすることで、あなたはもっと快適に・もっと速く走ることができるようになるでしょう(*^^*)
※おまけ※ マラソンに関する記事の紹介
当ブログではマラソンに関する記事をたくさんまとめておりますので是非ご覧ください!(^^)!